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カロメル(甘汞)比較電極は、実際の電気化学実験において最も広く使用されている参照電極である。
電極反応は以下の式で表される。
Hg2Cl2 + 2e? = 2Hg + 2Cl?
E? = 0.2412 V(vs. NHE、25 ℃)
本電極の構成は Hg / Hg2Cl2 / 飽和KCl溶液 である。電極本体はガラス製で、先端の液絡部には多孔質セラミックスが用いられている。
通常の測定では、電極を測定溶液中に直接挿入して使用する。Cl? イオンの混入を避けたい場合や非水溶液を測定する場合には、ホルダーを装着して使用することができる。また、参照電極先端とセル内溶液が直接接触することによる相互汚染を防ぐ目的でも、ホルダーは有効である。
使用に際しては、まずホルダー内に溶媒および支持電解質を入れ、その後参照電極をホルダーに装着する。次に、ホルダーごと測定溶液中に挿入して測定を行う。
内部の飽和KCl溶液は容易に補充することができ、電極は長期間使用可能である。
仕様
- 電極ガラス摺合の上部直径: 9.7 mm
- 電極ガラス摺合の下部直径: 5 mm
- 総長さ:105 mm
- 電極ガラス摺合の下部長さ :60 mm
- 接続:金属ピン
- ホルダーの長さ: 85mm
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