水晶振動マイクロバランス
水晶振動マイクロバランス(Quartz Crystal Microbalance)は水晶振動子の周波数変化よりMASS(重量)変化を測定するシステムです。広い研究範囲に使用されます。例として、生物化学反応のモニター、レジスト溶解速度のモニター、電解及び無電解メッキ等、 AUTOLABホテンショ/ガルバノスタットは他社のQCM装置の信号を取り込むことができます。その逆、AUTOLABホテンショ/ガルバノスタットは、電流電圧信号を出力もできます。他社のQCMはこの電流電圧信号を取り込みます。例とし、(米)MAXTEK Part社のRQCMを紹介します。 特徴 ・ リアルタイムで、水晶振動子周波数、重量(MASS)およびコンダクタンスの測定 ・ 図示する及びデータロギングソフトウェア ・ センサープローブを3本まで接続し、3ch同時測定が可能 ・ < 0 .4 ng/cmの分解能 ・ データ収集機能は内蔵され ・ 制御の入力と出力機能 ・ 3.8〜10MHzの周波数範囲 ・ 過負荷水晶振動子をサポート ・ キャパシタンスの影響除き機能 ・ 密封性の水晶振動子の電極
電気化学測定とQCM測定の組合せはEQCMと呼ばれます。ポテンショスタットの印加電位より、水晶振動子表面に析出と溶解、吸着と脱着等の質量変化をQCMで、測定します。反応のメカニズムを解析します。 各型番のAUTOLABポテンショ/ガルバノスタットは第2取込チャンネルがあります。右図のように、電気化学測定の同時に、外部信号を取り込みます。
Application Noteを参考してください。