ESPRITダブルチャネル表面プラズモン共鳴測定装置
Surface Plasmon Resonance

  AutolabダブルチャネルSPR装置(機種名ESPRIT)は、二つチャネルのSPRを同時に測定できる機種です。参照チャネルより、温度と非特定結合を補償できます。オートーサンプラーは標準装備され、高度な自動化されたシステムです。
  高速のサンプルレートより、毎秒ごとのたくさんデータを平均化し、低ノイズ測定ができます。オフセットされた角度で、振動ミラーは4度範囲にスキャンできます。マニュアルで、オフセット角度を選択し、広い範囲にスキャンできます。
  金センサーディスクに入射されたレーザー光のスポットは2mm2です。測定されたデータは、そのエリア内の平均値になります。この平均値より金センサー表面の修飾層の不均一性、又は欠陥等を削除します。
  ダブルチャネルESPRはオ−トサンプラ−が装備され、完全自動、半自動操作、手動操作できます。
  完全自動: オ−トサンプラ−はソフトウエアによって操作されます。サンプルはマイクロリトルプレ−トから摂取され、キュベットに送られます。自動操作は継続的な測定を可能にします。
  半自動操作: サンプルはガラス瓶から針へ、吸引されます。或いは、手でピペットを使い、直接にキュベットへ移されます。サンプルの排出、 洗浄は自動的に行われます。
  手動操作: キュベットに サンプルをピペットで移してから、 混合、廃棄、洗浄、測定の開始、 すすぎ等ははソフトウエアで操作され ます。

ダブルチャネルSPR装置仕様書 機種名 ESPRIT
測定原理 表面プラズモン共鳴(SPR)
変換器原理 スキャンリングミラー
液体対応 オーペンキュベットシステム
パラレルチャネル 2
固定周波数 670mm(レーザー)
オートーサンプラー 装備
ポンプ シリンジ式と蠕動式
フローレートレンジ 0.8から227μl/s
サンプルボリューム 20〜100μl
測定角度(オフセット) 62°〜78°
ダイナミクレンジ 4,000m°
角度の分解能 <0.5m°
屈折率 1.33〜1.43(BK7 slider)   1.32〜1.44 (N-BAF3 slider)
屈折率分解能 <2×10-6
サンプリング速度 76Hz
測定データ間隔 0.1s〜300s
ベースラインノイズ 0.05m°(0.5RU)
センサーディスク ガラス表面の金コーティング(Φ25mm)
センサー表面修飾 容易
標準装備キュベット ESPR
追加可能キュベット SPRキュベット(オプション)
重量 40Kg
サイズ(H×W×D)
61×51×45cm3
インターフェース RS232C
パワー 170W 100〜240V 50/60Hz

インターケミ株式会社
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